item クロード・ドビュッシー

textes ... 批評 > 音楽

written 2003/9/6 [ updated 2006/6/2 ]

Debussy, Claude (1862-1918)

音楽における「印象派」を体現した、音楽史における真の革新家。 自らの音感覚を基準に据えて、徹底的に自由に書いた作曲家だ。
ドビュッシーは音そのものを探して旅に出る。誰も知らない海に向かって。
このような「自由」な航海において、まともに舵取りができること自体が、ものすごいことだ。
だがこの「自由」も、途中からは自意識過剰なマンネリズム、余分な様式意識に陥りかけたのではなかったか。
しかし、ドビュッシーを聴いたあとでは、凡庸な和声進行による音楽など、退屈なものとしか写らない。
彼以上にすばらしい色彩感覚をもった作曲家は、まだ知られていないのだ。
岩波文庫でドビュッシーの音楽評論集が出ているが、これを読むとドビュッシーがかなり文学寄りの感性をもっていたことがわかる。
しかし、歌曲「もう家のない子どもたちのクリスマス」の自作の歌詞は、ちょっとゆるせない感じだが・・・。

このコンテンツに投票

■ この記事/文章が気に入りましたら、投票して下さい。

まあまあよいと思った
とてもよいと思った

feedbackによるコンテンツランキング
informationfeedback機能について

現在のカテゴリ : textes ... 批評 > 音楽

1303472

* * *

Written by nt.

無断転載禁止
引用箇所や掲示板への投稿など一部を除いて、当サイト内のすべての 文章・楽曲・画像等は作者ntの著作物です。
▼Webページへのリンクはご自由にどうぞ。
http://www.signes.jp/textes/
WebMaster: nt - Contact | Information | TopPage

Copyright (c) 2002-2010 nt. All rights reserved.