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2024-02-23T17:54:46+09:00
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トリックスター・ストーリー - フルートとエレクトロニクスのための
http://www.signes.jp/musique/index.php?id=963
[musique/composition] 今年9月に作曲個展コンサートをやろうと昨年7月頃に決めてすぐ、コンサートをやる意義についてさんざん考え、やりたいことの全体のテーマを探っていると、山口昌男さんの本の道化/トリックスター論を読んで「これだ」と見極めた。
それ以来、人類学、社会学、音楽関係書などを読み漁り、自分の「周縁」的ポジショニングや果たすべきトリックスター的創造性のイメージを育んだ。
知力のすべてを賭けて追究し、最終的に到達したのがこの作品ということになる。未熟な部分もあるが、ある程度トリックスター風な逸脱性などを呈示できたのではないだろうか。
クラシックのコンサート...
2024-02-23T17:54:46+09:00
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2本のフルートのための3つの小品 : 3. Tomorrow
http://www.signes.jp/musique/index.php?id=959
[musique/composition]
2024-01-09T13:14:29+09:00
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2本のフルートのための3つの小品 : 2. Fugue Antique
http://www.signes.jp/musique/index.php?id=959
[musique/composition]
2024-01-09T13:13:35+09:00
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2本のフルートのための3つの小品 : 1. Materialistic Perspective
http://www.signes.jp/musique/index.php?id=959
[musique/composition]
2024-01-09T13:11:32+09:00
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破局のマリア - バリトンとエレクトロニクスのための
http://www.signes.jp/musique/index.php?id=958
[musique/composition] 2023.11.12完成。
2024年9月に予定する作曲個展コンサートのクライマックスとなる曲として作曲。
ヤニス・クセナキスの管弦楽曲のような大迫力の、喧しいサウンドを当初イメージしていたが、作曲中はむしろ新ロマン派と呼ばれるヴォルフガング・リームの音楽を聴きまくっていた。
コンサートではバリトン歌手が、カラオケとしてのオケと共に歌い、私は爆発音や火事の音のようなサンプル音や、ほんの少しシンセサイザーを操作する。オケのサウンド全体にエフェクトをかけるかもしれない。
歌手は指揮者なしで歌わなければならないので、テンポとリズム...
2023-11-12T14:57:52+09:00
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まどろむソフィー - ヴァイオリンとエレクトロニクスのための
http://www.signes.jp/musique/index.php?id=957
[musique/composition] 2023年9月3日のコンサート「第9回北海道の作曲家展」出品しようと思い作成した曲。
2年ほど前から、電子楽器やスピーカー等のセットをコンサートで試したいと思っており、一つのシンセでたくさんの音を同時に鳴らすためマルチティンバー音源を用意。これ一つであれば荷物も少ない。
作曲したのは2022年末から2023年始め、その数ヶ月前から私は気まぐれを起こして19世紀の一般的なクラシック音楽(調性音楽)をやたら聴きなおしており、勢い自分の作曲も調性的な面が強くなった。それをバーチャル・アナログ・シンセ(Kyra)で鳴らしてみると、アナログなだけあっ...
2023-11-04T09:20:35+09:00
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「まどろむソフィー」初演 - ステージ上で存在スルこと
http://www.signes.jp/textes/index.php?id=956
[textes/notes] ヴァイオリンと電子楽器のための「まどろむソフィー」は、最初に完成したのは今年の3月5日。このときは、スピーカーやPCの他は8トラックマルチティンバーのバーチャル・アナログ・シンセ、Waldorf Kyraただ1台を使用する設定であった。ヴァイオリンの生演奏と同時に、Kyraのツマミなどを動かして「リアルタイムな機器操作」をコンサートで演じようと思っていた。
が、聴き返してみると、やはりアナログシンセだけだとサウンドが古くさい感じがして、これにサンプラー、デジタルシンセ、エフェクターなどを次々に付け足していき、音楽のブラッシュアップを図った。
結果的に機材...
2023-09-10T10:23:15+09:00
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Melancholie (ver. 2024)
http://www.signes.jp/musique/index.php?id=955
[musique/composition] 2023/8/27完成
もう13年前、2010年に作成した楽曲を、来年の作曲個展コンサートのために移調し、ナマ楽器を加えてアレンジしたもの。
この非常にネガティブな歌詞の暗い曲は、何故か当時好評だった。「癒やし系」以来のポジティブさやユルさを追い求める同時代の世相に反発し、世間に背を向けて真逆の「苦しみ」を主題化し、ノイジーでやや複雑さの残るサウンド、そして動き回る転調を用いたのだったが、全体的に統一性がありシンプルなメッセージのように見えたことから、意外な人びとの心に訴えたのかもしれない。
自分にとっては思い入れの深い作品で、アレン...
2023-09-05T18:32:37+09:00
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連作歌曲「やさしい恋愛小説集」 - バリトンとピアノのための : メッセージ
http://www.signes.jp/musique/index.php?id=950
[musique/composition] 2023.6.29完成 7.21改訂
2023-07-21T18:18:54+09:00
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連作歌曲「やさしい恋愛小説集」 - バリトンとピアノのための : きみが包んでくれるなら
http://www.signes.jp/musique/index.php?id=950
[musique/composition] 2023.7.20完成
2023-07-21T18:17:46+09:00
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連作歌曲「やさしい恋愛小説集」 - バリトンとピアノのための : 並んで歩いたあの道は
http://www.signes.jp/musique/index.php?id=950
[musique/composition] 2023.6.24完成 7.21改訂
2023-06-24T16:18:39+09:00
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連作歌曲「やさしい恋愛小説集」 - バリトンとピアノのための : 目を覚ませば、きみの
http://www.signes.jp/musique/index.php?id=950
[musique/composition] 2023.6.2完成 7.21改訂
2023-06-24T16:15:45+09:00
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Rock Number - バリトン、ヴァイオリン、2本のフルート、ピアノのための
http://www.signes.jp/musique/index.php?id=949
[musique/composition] 低音の出る楽器が少なく、もちろんエレキギターやドラムスも無くあまりにも相応しくない編成であえて「ロックらしく」書く作業は、そののためにかえって「ロック的なカッコよさの美学や意味の体系の核心とは何か」というラジカルな探究に誘ってくれた。
ロックのシンプルさをも私は敬愛している。無二のキャラクターであった忌野清志郎さんの曲を学生時代ずっと聴いてほとんど覚えていたし、ストーンズやヴァン・ヘイレンなんかにも馴染んでいた。近年は北欧のメロディアスなヘヴィ・メタルも好きでよく聴いている。
シンプルである種野蛮なパワーを、教養あるスノッブは蔑みがちではあ...
2023-06-16T14:41:50+09:00
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憧憬のタンゴ - ヴァイオリン、フルート、アルトフルート、ピアノのための
http://www.signes.jp/musique/index.php?id=948
[musique/composition] 2024年に計画している個展コンサートで演奏して頂こうと思って書いた曲の一つ。
[プログラム・ノート]
タンゴと言ってもピアソラしか聴かないのだが、そこにあるストレートな感傷性や切っ先の鋭い情熱、一種の尊さとして聳える大衆性には、いつも憧れを持っている。明瞭な感情の表出の直接さは、クラシックではチャイコフスキーやラフマニノフの特徴に通じるものもあるかもしれないと思う。
ヴァイオリンの山本泰子さんが所属するタンゴ・グループ「Cuatro Especias」のライブ演奏を動画で聴いて感銘を受け、久しぶりにタンゴを書く気になった。
人に自...
2023-06-01T18:38:22+09:00
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2024作曲個展開催へ
http://www.signes.jp/textes/index.php?id=947
[textes/notes] 来年2024年の9月か10月に、札幌において、私の「作曲個展」なるものをおこがましくも開催するべく、準備を始めたところである。
そんな大それた、愚かな、と言うべきことではあるが、相当の出費を覚悟して新しい音楽的段階を生み出すための、これはかなり大がかりな試みだと思っている。
発端
1人の現役作曲家の作品ばかりの演奏会で、たぶんその作曲家自身の主催によるものを作曲個展と呼ぶらしい、ということも最近知ったばかりだ。
そんなの自分には縁遠いような夢でしかないと思ったが、1人の個展が無理でも、誰かと組んで2人展、3人展とか出来るならやってみたい気が...
2023-05-26T19:20:23+09:00