item フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ

textes ... 批評 > 哲学・思想

written 2003/9/6 [ updated 2006/6/2 ]

20世紀の思想の転換点の一つを成した、極めて大きな存在。
ニーチェは危険だ。
やたらに鋭い切り口でアフォリズムを四方に繰り出しており、その思想をどう受け取るか、というのが非常に難しい。その思想そのものが「体系」からかけはなれているので、自分の好きなようにニーチェを引用することができるのだ。
ニーチェを引用/言及して好きなこと言ってる人も多いようだが、 どうも恣意的な感じがする場合もある。
刺激に満ちた思想家だが、そこからちゃんと発展して考え直すのでなければダメだと、自分では思っている。
ニーチェをただしく捉えるには、ニーチェ自身の著作だけでなく、無数の研究書が必要かもしれない。

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